地球のお魚ぽんちゃん『男子高校生とふれあう方法』の感想

特に意識しないで手に取ってパラパラとめくって、なんとなく面白そうなギャグマンガだったんで買いました。

余談ですが「ギャグマンガ」って言葉、なんか恥ずかしくないすか? ギャグマンガ以外の何物でもないんだけど、「ギャグ」って言葉が、なんかこう、赤塚不二夫じゃないですか。でも世の中はもう赤塚不二夫の世界じゃないじゃないですか。それでも今でも使われる「ギャグ」という言葉。かといって「お笑いマンガ」とか「おもしろマンガ」とか言うのも違うし。「笑いを主軸に置いたマンガ」とか長すぎるし。で結局「ギャグマンガ」っていう表現になるんですが、違和感あるわー。

で、読み始めたんですが、読んですぐ「あ、これ Twitter で見たことあるやつだ! 知ってる知ってる!」ってなりました。バカだと思うんですけど、一度 Twitter で見たことあるやつに再び触れると身内感出ますよね。

一方で「Twitter で受けてる」ということに対する身構えがこちらに芽生えるので、ちょっとハードルが高くなります。

まあでも、読み終えてみると、ハードルうんぬんの話を抜きにしてもつまんなかったかな。ギャグマンガに対して「つまんない」って言うのってめちゃくちゃ残酷だと思うんですが、つまんなかったからしょうがないよね。あくまで一個人の感想だし。単純に笑えなかった。

つまんない理由を分析することに意味があるかどうかは分かんないですけど、すぐに挙げれる理由としてはワンパターンってのがありますわ。「あの手この手で男子高校生と触れ合おうとするヤバい女」ってのが、もうずっと続くので。そしてその触れ合い方のアイデアが、まあ、そんな感じで来るでしょうね、という感じなので。正直に言えば、私もう、途中から「早く終わんないかなー」って思って読んでましたもん。ヤバい女シリーズ。

ヤバい女シリーズ以外の4コマとかは、まあ、ちょっと面白い。別の言葉で言えば、そんなに面白くない。そんな評価になります。そんなに面白くない4コマが延々続くので、むぅ…って思いながら読んでました。

それはいいんです。ギャグマンガで大爆笑なんてめったにないことなんですから。

問題は、このレベルの面白さが Twitter だと「最高!」と絶賛の嵐で迎えられることなんです。ハードル低すぎない? クリエイターを甘やかしすぎじゃない? と。

あれか、編集者ってクリエイターを甘やかさないために存在するのかも、と思いました。

よく「Twitter でバズったマンガを単行本にしても簡単には売れない」みたいな話を聞きますが、これもそのひとつなのかもしれんな。もしくはそういうの関係なく単に面白くないだけなのか。よく分かりません。

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