山本アリフレッド『理系が恋に落ちたので証明してみた。』の感想

だいたい『マンガで分かる心療内科』と同じくらいの面白さ

基本面白いです。

面白さで言うとだいたい『マンガで分かる心療内科』シリーズぐらいの面白さです。

ものさしとしての『マンガで分かる心療内科』

私は『マンガで分かる心療内科』をひとつの基準にしていて、『マンガで分かる心療内科』よりギャグが面白ければ、それは「面白い方のマンガ」で、『マンガで分かる心療内科』より逆がつまらなければ、それは「面白くない方のマンガ」ということになります。

また、絵のうまさヘタさで言っても『マンガで分かる心療内科』より上手ければ「上手い枠」に入る絵で、『マンガで分かる心療内科』よりヘタなら「ヘタ枠」に入る、というように、『マンガで分かる心療内科』を軸に考えて生きています。

すごく面白いわけではないけど、つまらないわけでもない、ちょうどいいラインにいる作品。それが『マンガで分かる心療内科』です。その中庸さが売れてる理由なんでしょうね。

『マンガで分かる心療内科』より面白いの? じゃあ読むか! ということなんですが、それを教えてくれる人はいないので、結局ひとりで読み漁って探すしかないんですよね。

ツッコミが入るタイプのマンガです

で、話を戻すと『理系が恋に落ちたので証明してみた。』は『マンガで分かる心療内科』くらいの面白さなので、読む価値あり! ということになります。

もっと面白いマンガが手元にあればそっちを読みますけど、何もなければ『理系が恋に落ちたので証明してみた。』を手にとって読む、という感じになります。

ただ、ちょいちょい「理系あるある」みたいな、なんていうんですかね、「理系は恋に落ちても、定義がはっきりしないと気が済まない。」みたいな、コメントというか、ツッコミが入るんですが、まあ、寒いですよね。

こういうのいらないのになと思うんですけど、あったほうが親切なんでしょうね。やっぱり。ツッコミって。必要悪。

『坂本ですが?』みたいな感じで、ずっと狂った感じというか、素に戻ったりツッコんだりすることのない世界の方が好きなんですけど、まあ、やっぱりツッコミがあったほうがより多くの読者の共感を得られるんでしょうね。それはそうするよ。いくら頑張っても、売れなかったら存在しないのと同じなんだから。

あと、一話終わったところで出てくる「理系用語解説」みたいの挟むのもいらんな。そういうのはマンガの中でやってほしいんや。読むのめんどくさい。

コンビニみたいな身近な存在

一通り読んだあとで、数日間時間をあけて今またパラパラと読んでるんですけど、やっぱ『マンガで分かる心療内科』と同じレベルの面白さなので、特に感想もなにもないかなという感じです。

まとめ買いで安ければ読むけど、新刊を心待ちにするような作品ではない。別にディスってるわけではなく、コンビニみたいな身近な存在だなということです。娯楽の王道ってことです。

このマンガはたぶん、誰が読んでも同じ熱度で楽しむことができるマンガだと思う。それがこの手のやつ。『マンガで分かる心療内科』系。

このあいだ読んだ『レタス2個分のステキ』とか『男子高校生と触れ合う方法』みたいな「どうだ! 面白いだろう!」みたいな圧がないので、微笑ましく読むことができます。娯楽。エンターテイメント。

疑問

でも、世の中にあれだけ『マンガで分かる心療内科』が出回ってるってことは、新刊を心待ちにしている読者がいっぱいいた、っていうことになるんですかね。『マンガで分かる心療内科』を心待ちにぃ? どういう層?

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