小島秀夫監督『デス・ストランディング』の感想

デス・ストランディング
DEATH STRANDING - PS4 用ゲーム | PlayStation®
Buy Death Stranding game on PS4 - from legendary game creator Hideo Kojima comes an all new, genre defining experience for PlayStation 4. See game features, ima...

デス・ストランディングです。発売日に買ってちまちま遊んでました。一周目クリアしたのでとりあえずこの時点での感想を書きたいと思います。

感想の前に、まず、そういうことよりも、このゲームが出たってことが何より嬉しいんですよ。なんかメタルギアのときに色々あったじゃないですか、コナミと。それがなんやかんやで、今こうして小島監督の新作を遊べるということ自体が、もうそれで十分かと感じております。

なんやかんやでクリアしたんですが、これ、話ちょっと難しくないすかね。絶滅体とか、どういうこと? って感じですもん。つまんないわけじゃないんだけど、なんか置いてかれてる。改めて考察したいなとは思うんですが、なんかそれ以前にベースの話が分かってないので2周目やらんといかんなとは思ってるんですが、軽い気持ちで始められるゲームでもないしなーとか思いながら2ヶ月くらい触ってない状態です。腰が重い。

2ヶ月くらい触ってないので結構話を忘れてしまってるんですが、「ジップラインを建設するのが楽しかった」という記憶は残ってます。ジップライン、楽しいんですよね。ギュイーンって移動できるのが。そういう幼稚な楽しさを忘れないところが小島監督偉いなって思いますね。そう、ギュイーンって移動できるのは楽しいんですよ。

そういうあれで言うと、トラックは楽しくなかったです。トラックで国道走るのは、さすがに作業って感じでした。『デス・ストランディング』という作品自体が「おつかい」とか「移動」といった本来つまらない作業をいかに面白いゲームに変換できるか、というチャレンジをしてるゲームなので、そこで「移動がつまらない」となったら寂しいんですが、でもトラックで国道往復するのはさすがにつまんないですよ。国道建設するのは楽しいんですけどね。移動はつらい。国道移動中、絶対座礁地帯に入って BB キュインキュイン言い出すし。

「座礁地帯」で名前合ってるんでしたっけ? あの BT 出てくる場所。もうその辺の記憶も曖昧だわ。

話完全にそれるんですが、最近あれじゃないですが、なんか香川県の条例だかなんだかで「ゲーム禁止!」みたいなことになって、Twitter 見てたらみんな文句言うてるわけですよ。で、その文句の中に「ゲームに依存性はない!」みたいな主張があるんですね。これに自分はすごく違和感を感じていて。違和感というか、嘘やん、という気持ちです。

だってですよ、たしか小島監督もつぶやいてたと思うんですけど、「デスストやってると配達依存症になる」みたいな話してたじゃないですか、みんな。「それが楽しい」って。依存症になるのが楽しいって、みんな言ってたんじゃん。言ってたよね?

ゲームって依存性あるじゃん。依存性があるから楽しいんじゃん。程度の問題ってだけで。麻薬は完全にアウト、酒やタバコは、まあ、成人した人が余分な税金払うなら OK で、ゲームは今のところ問題なし、と。そういうルールだったと思うんです。

それが「やっぱゲームもダメかな〜」ってなった瞬間に、「いや、ゲームに依存性とかないし。は?」みたいになるのが、悲しいです。悲しい。ゲームには依存性があって、だらだらとダメ人間になってしまうのも含めてのゲーミングライフじゃないすか。ねえ。それを今さら、「ん? え?」みたいな感じで。悲しいです。

話を戻します。『デス・ストランディング』です。

デスストというか、小島監督の「これまでつまんないとされてきた作業をゲームにしたる!」という意気込みは本当にかっこええと思うし、しかもかなりそれに成功してるところがすげえかっこええと思うんですよね。

ただ、ただですよ、やっぱ『メタルギアソリッド5』ことファントム・ペインに比べてしまうと、やっぱり面白さという点で負けるんだわ。まあ、「面白さで勝負してるわけじゃないし」ということだとは思うので、それはいいんですけど、「新しさだけでなく面白さでも勝負してる!」ってことだったら本当にすごいなと思ったんですが、ちょっとそこまでは難しかったか。でも初代の『メタルギアソリッド』は新しさと面白さの両方を持ってたからね。ゲームとして。そして話も最高と。そりゃ売れるわ。

あとやっぱり、オープンワールドのゲームをこのタイミングで小島監督がリリースするということは、当然、『ゼルダの伝説』を意識してると思ったんですよ。ブレスオブザワイルドを。それはこっちも期待するじゃないですか。ゼルダ超えあるか? って。でも、そこまでじゃなかったですね。さすがに。

とはいえ、やっぱり新しいし、相変わらずイベントシーンの演出は「お…面白れぇぇ…」って感じだし、唯一無二ですよね。なんやかんやで楽しかったです。すごく。

ちょっと前に押井守監督の『攻殻機動隊』と『イノセンス』を見たんですよ。改めて。で、やっぱり世界観が似てるじゃないですか、押井守監督と小島監督って。でも、やっぱり小島監督の方が楽しいなって改めて思ったんですよね。「小島くんは楽しいから友達になりたいけど、押井くんと一緒にいても、あの子ひとりでプラモデル作ってるから友達にはなりたくないな」って、そんなようなことを思ったんです。これがこの記事を通して一番言いたかったことです。

漫然と描き続けますが、マッツ・ミケルセン! マッツ・ミケルセンは良い。「この人は絶対に賢いな」という感じがにじみ出てます。一方でノーマン・リーダスことダリルはまあ、ダリルだね、って感じでした。

女優陣たちが問題で、別に問題じゃないんですけど、個人的に好みじゃないんですよね、顔が。顔立ちが。好みの問題でしかないんですけど、「顔立ちが好みじゃない人を救うために頑張る」って、頑張る気しないじゃないですか。それが結構致命的だった。あの赤いドレスの女性を救いたいって思わないですもん。今思えばザ・ボスもそんな感じだったな。スネークがザ・ボスに異性として惚れるって、「そうなの?」ってなりますもん。まあでも、ほら、ザ・ボスは兵士じゃないですか。戦士。戦士としての尊敬が愛に変わるのは分かるんですけど、あの赤いドレスの女性は、特に何もないですからね。「赤いドレスを来た金髪の女性だね」としか思わないですもん。

それで言うと、あの虫をコリコリ食う女。あいつ。あの女優さん、顔立ちは整ってるしかわいいと思うんですよ、本当は。でも、なんか知らんけど短髪じゃん? 短髪のオールバックじゃん? それはだめだ。既存のジェンダーイメージに囚われている愚かな生き物かもしれませんが、短髪のオールバックの女性に魅力を感じれないんだ。

そんな感じです。二周目やる気になったら考察しつつ進めていきたいと思ってます。

以下、二週目を遊ぶにあたっての自分への課題。解くべき課題。

  • 結局、サムと胎児の関係ってなんだったのか。胎児はサム自身なのか、単に共鳴しているだけなのか。
  • 絶命体とは何なのか。具体的に何、というよりは、何を指しているのか。
  • サムのお腹にある十字の傷はどのようにできたのか。
  • なぜサムは10年前に出て行ったのか。

などなど。

あとデスストで出てきたマシーンが現実になってきたので貼っときますね。

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