山西正則『放課後!ダンジョン高校』の感想

読みます。今からリアルタイムで読みます。初めて読みます。そのときに感じたことを実況する、という実験です。

あと実況なので、強調するところを強調する! とか、あざといこともやってみようと思います。

まず、なんでこのマンガを買ったのかと言うと、パラパラめくったときに絵が良かったからです。だいたい、絵が良いと買ってしまう。「絵が良い=努力家=一生懸命考えるタイプ=話も面白いはず」という公式が当てはまるんじゃないかと思うからです。あと単純に、絵柄が良い漫画を読んでいたい。

一話目

島に行くんや。孤島な。孤島系な。狭い世界にすることで現実の嫌なあれこれを忘れさせようって魂胆だ。現実逃避系。『AIR』系。ラノベとかエロゲ系の構造

絵がいいね。やっぱり。でも「阿螺井」とか、そういう読みづらい名前やめてほしい。変換できなかったから「阿修羅」「法螺貝」「井戸」って入れて組み合わせたもん。でも「法螺貝」の「螺」って分かるところが、自分でも偉いなと思いました。漢字を知ってる。

これだけで1ページですよ。実況。めちゃくちゃ時間かかるじゃん。もう、小説書けるレベルじゃん。どう考えてもマンガそのものよりテキスト量多いじゃん。

話の続きを読みます。

自由な校風だから水着で授業を受けちゃったりする女子が居る」って、そんなわけないじゃん。主人公がそんな発想するのを認めちゃう世界観なん? ちょっと醒めた。主人公がバカすぎると萎える。主人公には賢くあってほしい。『コードギアス』のルルーシュみたいに。賢さで無双系の主人公が好き。

いきなりのエロシーン。ちょっと文章にするの躊躇するレベルのエロポーズです。都合のいい妄想系の。カラーで。でもそういうの必要なんでしょうね。これ、作者も描いててなんだかなーとか思わないのかな。エロ描くの大好き系の作家なら喜んで描くんだろうけど、その後の展開パラパラめくって読んでみるとそんな感じでもないから。まあ、青少年のご機嫌を伺う必要があるんでしょうね。

なんつって! なぁんつってな!」っていうテンプレ台詞。何度このセリフ聞いたことか。こういうのも萎える。でも絵が良いのでまだ続きを読もうって気になる。これで絵が嫌いな絵柄だったら、もう棚に戻してますよ。ブックオフの棚に。

出てきたよバケモノ。魚とワニを合体させたようなやつ。展開が早くていいね。

バケモノのせいで船が潰れて孤島に取り残されました。孤島に取り残される系のマンガ。でもサバイバルものじゃないことはマンガのタイトルから分かってる。

遺跡狙い? 気になるフレーズじゃん。何の遺跡?

フック船長みたいな美少女出てきた。この子だな。パラパラめくったときにこの子がなんかかっこよかったので買ったんです。しーちゃん。

パンツ。しーちゃんのパンツが見える。とりあえずエロシーンとパンツ出す姿勢。1話目で。なんとかならないんですかね、これ。もう、ご機嫌を伺いのエロシーンとパンツやめませんか。そういうとこで勝負するのやめませんか。エロが嫌いなわけじゃないんです。とりあえず注目を集めるために適当に出してくるエロが嫌なんです。性欲の強い中高生男子のせいなんですよ。性欲はエロ動画で解放してくれたらいいのに。XVideosとかで。

島の由来のナレーション出てきた。読むのめんどくさ。ナレーション嫌い。読むの面倒くさいから。そういうのはいいよ。そういうのは語らなくていいよ。なんとなく分かるから。ちょっとずつ分かればいいから。

飛行石出てきた。バケモノと飛行石出てきた。で、遺跡。展開が早いのはいいけど、まあもうリアリティは捨てたな。この時点で。まあいいか。

軽くギャグも入ってくるんだな。そういうのはいいと思います。リアリティがないんであれば、そういうのちょいちょい入れてくれないと飽きるもの。

普通に学校出たって他人の下で頭下げて小銭を稼ぐ日々が待ってるだけだぜ?」とか、急にリアルなこと言うじゃん。急に『最強伝説黒沢』みたいなことになってるじゃん。そういうのはいいと思う。そういうのがちょいちょい出てきたらいいと思う。

フック船長みたいな謎の少女、しーちゃんはいいね。この子は見ていたい。

背景が良い。完全な写真みたいなトレスじゃなくて、手描き感があるところがキャラの絵柄と合ってて良い。

話それるけど、完全な写真のトレス認めない論争みたいのあるじゃないですか。トレス認めない派閥。私はトレスでも別にいいじゃん派です。話が面白きゃそれでいいじゃん派です。でも、手間をかけて描いてるのも偉いなとは思います。ただ「偉い」よりは「面白い」の方が大事だからね。それを言いたい。

話戻します。

謎の女の子、最初はクールだったのに、喋りだしたらコミュ障なるの、いいじゃん。ギャップやん。こういうのは普通にいい。あざといけど、このあざとさは良いあざとさ。あれでしょ? 男って結局こういうおとなしい子が好きなんでしょ? オタクって、という意見もあると思いますが、それはいいじゃん。ギャップは別にいいじゃん。

話またそれますが、「オタク」を「ヲタク」って書くの嫌いなんですよね。「オタク」は自重があるというか、「しょせん僕、オタクなんで…」っていう伏し目がち感があるけど、「ヲタク」はなんか開き直ってる感があるじゃないですか。「(私を含む)ヲタクは」みたいな、集団感があるじゃないですか。数の力で押し切ろうとしてるじゃないですか。それがね、なんか嫌だ。

話を戻します。

『北斗の拳』に出てくる雑魚みたいな、悪い連中出てきたけど、どうせ雑魚ならもっとほんとに悪そうなやつにしてほしいな。この程度だと、このあと仲間になりそうじゃん。なんだかんだでパーティー組みそうじゃん。そういう展開は望んでないかな。オオカミ殺しのシンゴ、ね。これ仲間になるわ。たぶん。

主人公がまっすぐでいい奴なのはいいな。賢い無双系でなけりゃ、いい奴がいいですよ。

アクションシーン、戦闘シーンが読みやすいのはすごく良い。なんか、背景のコロシアムとか詳細に描くマンガあるじゃないですか。あれ読みづらくて嫌なんですよね。「コロシアムで闘ってる」ってことだけ分かればそれでいいですよ。

一話目終わり。思った以上に長文になってしまったので、二話目以降は短文でまとめます。すごい長文だな。

あと、強調するのもやめます。やってみて、強調するのって、なんでもいいから適当に強調しとけばいいってことが分かりました。人間ってそんなことで目を惹かれちゃうんですね。

あ、話は今のところ面白くない。テンプレだな、としか。

二話目

「たまに居るじゃない、文句ばっかいっちょ前だけど何したいかハッキリしないヤツ。そーいうのダメだよな」とか、急に現実に引き戻すこと言うじゃん。そういうところあるね、このマンガ。これ、俺やな。文句ばっかいっちょ前なのは私です。さっきの長文を読み返すと、私ですね、それ。ちょっと読み進めるのが悲しくなってきた。

背景を大きく描いてキャラを小さくし、なにかつぶやかせると水木しげる感、つげ義春感が出る。そのことに気づいたね。そういうコマがあったんです。

主人公に都合いいなー。ラッキーエロスからの食事招待。エロゲやな。

でもこう、背景とか、部屋の中の描き方がいいですよね、このマンガ。建造物やオブジェに対するこだわり。観察眼。美大の造形出身か?

ラッキーエロスからの食事招待からの家が壊れてなし崩しの同居。ほんと都合いいな。都合の良さに対する作者と読者の暗黙の了解があると思うんですけど、個人的にはそこには乗れないな。

三話目

あら制服姿かわいい。

主人公の宇佐美くんと三笠ちゃんが善人でいい子なので、それが救いです。読み進めようという気になる。

南無八幡大菩薩? なにそれ? なんでこの友人がそんなこと言うの? 「実はこいつはいろいろ知ってる側の人間」っていう設定?

四話目

宇佐美くんはいい子だな。

「なんで私が霧吹きかけられてあんなポーズ取らなきゃなんないのよ!」とか、「霧吹きかけられて」って意味分かんなかったもん、最初。ときどきそういうとこ見せるね、この作者。

ちょいちょい説教が入るのがね、つらい。マンガ読んでてリアルな説教はつらい。「居場所変えたって自分が変わらなきゃ、結局似たような事になるんじゃないっすかね」とか。

五話目

話が面白くなってきた。なんか謎が出てきたので。やっぱ謎ですよね、大事なのって。人はミステリーが好き。謎が明らかになっていく過程が好き。

読み終えた。

まとめ

絵はいい。かなりいい。

話や設定は普通。続きが読みたいというほどではない。

主人公の宇佐美くんと三笠ちゃんはいい子だけど、いい子ってだけなのでキャラとしてそこまで惹かれない。

さっぱりし過ぎてて、独特さや禍々しさに欠けるので、まあ続きは買わないかなという感じです。真面目過ぎる。全然面白くないということもないけど、他に読みたいマンガはいくらでもあるしなって感じです。