佐野菜見『ミギとダリ』の感想

『坂本ですが?』の人です。

『坂本ですが?』をなんだかんだで全巻読んだ結果、人は全巻読んだりするとその作者になんとなく親近感を持ってしまうため、案の定親近感を持って同じ作者の『ミギとダリ』を買ってしまいました。

双子が双子であることを隠して生活することによるスリルとおかしみをテーマにしたマンガです。あと、日本のなかに欧米っぽい感じを取り入れるおかしみ。

それから言葉やアイテムのチョイス。

たとえば、老夫婦が主人公の少年に料理を振る舞うシーンがあるんですが、お腹がいっぱいになってしまった老夫婦が残す料理、それが「ジャンバラヤ」なんですね。この「ジャンバラヤ」でクスッとなるかどうか、そういうところを試されています。我々読者は。

で、問題はこのマンガが笑えるかどうかということなんですが、まあ、何箇所か笑えるところもあった、という感じです。

数えてみます。

2箇所。2箇所くらいクスッとなりました。1巻全体で。そのくらいです。でもつまらないわけではないです。つまらないマンガではないんですが、笑えるマンガでもないです。ただミステリー要素もあり、若干続きが気になります。続きを買うかも。そういう微妙なラインに位置する作品。

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