つくみず『少女終末旅行』の感想

ポストアポカリプスもの、終末ものって基本面白いじゃないですか。サバイバルマンガもその括りに入ると思うんですが、やっぱあれですかね、人類、ずっとサバイバルしてきたから、本能に組み込まれてるんですかね。サバイバルを楽しむ気持ちが。

そこにきて、少女じゃないですか。絵柄的に美少女ものって感じじゃないですけど、まあたぶん美少女なんでしょうね。設定としては。

だから売れてるんだろうなと思って今調べたら、アニメ化されとりましたわ。ほら、売れてる。

でも個人的にはつまんなかったです。終末ものでハードルが上がってたというのもありますが、普通につまんなかったです。

ドラマがないのよな。ドラマってのは、劇的な展開のことを言ってるんですが、設定の謎はあるけど、それを解いていくでもなし、サバイバルマンガとしてピンチに陥るでもなし。日常系なんですよ。『少女終末旅行』って言ってるから、タイトル通りで看板に偽りなしではあるんですが。

3巻まで読んで、まあ少しずつこの世界の設定が見えてきてはいると思うんですが、主人公の二人に「この世界の謎を解こう!」という意識がないので読んでる方としても、そこは別にどうでもいいかなって気持ちになってきてます。

そうなると日常系としてほっこりできんのかい、という話になるんですが、そんなにほっこりしない。ほっこりエピソードは用意されてるんですが、というかそれしかないんですが、ちょっとエピソードとして弱いわな、という感じです。じゃあ『よつばと』読んどきます、という感じです。ほっこりには飢えてるんですけどね。この内容だとちょっと足りない。

これ、たぶん観察力がないからだと思うんですよね。終末ものだからこそ、終末ものと現代の日常とをつなぐ共通のあるあるが必要になると思うんですよ。でも現代の日常の方で観察力がないから、終末の世界の方でそのあるあるが出てこない。観察力大事。

でも Amazon の評価めちゃくちゃいいし、アニメ化もされてるし、なんか自分が見落としてるんだろうな。このマンガの魅力を。たぶん。アニメ見て、それからまたマンガ読んでみるか。

マンガ
マンガとかの感想を書く!